天官賜福を魔翻訳して日本語で読む方法とコツ!

大人気中華ファンタジー小説「天官賜福」。
日本語訳の小説が「魔道祖師」を発売しているダリアシリーズユニから出版されることが、2021年10月31日に発表されました!!!!

発売日や予約については順次発表とのこと。

しかし!沼に堕ちたオタクのなかには「日本語訳が出るまで待てない!」という人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、中国語を訳して読もうとしている同志のために、私が2週間で天官賜福全252章を読んだ方法を伝授します!

天官賜福を日本語に魔翻訳するにあたって

中国語を訳して日本語で読むとなると「難しそう」「内容理解できるかな」と不安になるかもしれません。けれど安心してください。最近の翻訳アプリはとても優秀なので、しっかり訳してくれます!

物語の内容はもちろん、伏線、2人の尊さ溢れるやりとりなんかも、しっかりと感じとることができますよ(大声)!!!!!

ただ、あくまでも魔翻訳(機械翻訳)なので、もしかしたら勘違いしているシーンもあるかもしれません。日本語訳が発売されたときに「ここの解釈合ってたかなー?」と、答え合わせをするのも楽しみです。

天官賜福を魔翻訳するときに使ったアプリとサイト

では、実際に翻訳をするときに使ったアプリとサイトを紹介します!

翻訳に使ったアプリ

私が翻訳に使ったアプリは、以下の3つ。

  • iPhone翻訳
  • DeepL
  • Google翻訳

魔翻訳をしているときに主に活躍してくれたのは「iPhone翻訳・DeepL」です。「Google翻訳」は単語や慣用句を調べるとき、しっかりと状況を把握したいシーンを訳すときの補助として使いました。

iPhone翻訳」の特徴は、名前や地名、単語といった混乱しやすい語句もしっかり拾ってくれるところ。ただ、箇条書きチックに訳されるので、シーンによっては少し内容を理解しづらいことがあります。

DeepL翻訳」は文章をとても自然に訳してくれます。一方で優秀すぎるがゆえに、AIが文章を勝手に取捨選択して一文を勝手に飛ばしてしまうというお節介機能がデメリットです。

あとは機能面の問題なのか突然セリフが英語になることがあり、名前や地名などの語句もほぼ拾ってくれないので、少し混乱しやすいです。

花城は「フラワーシティ」「ブラッドレインスカウト」、謝憐は「謝肉祭」「xie lain」など・・・

ぴよ

裵将軍の口調が「impossible!」「oh!」とか、ルー大柴になりがちで笑わせてもらった・・・笑

Google翻訳」は、翻訳速度はとても早いけど「ザ・機械翻訳!」という感じなので文章として読むときには不向きです。慣用句や短文を訳すときの補助として使うことをおすすめします。

iPhone翻訳でサッと内容を見る

解釈が難しい部分のみDeepL翻訳

単語や慣用句はGoogle翻訳

この流れで読むのが一番スムーズに進みました。

補助として大活躍したサイト

本文を読んでいて「なんだこの文?」と思ったときには、名前や地名、語句などが機械翻訳されている可能性が高いです。

そんなときに大活躍したのが「天官賜福用語集 Wiki*」。ネタバレしない程度にキャラクターや地名、語句の説明が書いてある、まさに魔翻訳の救世主です。

ぴよ

ローマ字検索にも対応しててとっても便利!

あまりにも不自然な文章が出てきたら「本文で単語をチェック→用語集で調べる」の流れで進めてみてください。

中国語から日本語に翻訳する手順

手元に小説を用意したら、中国語から日本語に訳す手順は以下の3ステップ。

  1. カメラ撮影またはスクリーンショットで本文をスマホに取り込む
  2. 文字読み取りアプリで文字を読み取る
  3. 翻訳する

正直、訳すよりも撮影や文字の読み取りの方が手間がかかるので、この作業さえ乗り越えればあとは読むだけです!

※中国語版の天官賜福を読む方法は、現在は「紙小説」のみ。原作が連載されていたWeb小説サイト「晋江文学城」では、天官賜福全章に鎖がかけられていて購入することはできません。(2021年11月4日)


 

天官賜福を魔翻訳して日本語で読むコツ

中国語から日本語に訳して読むときのコツは以下の3つ!

  • 内容の理解度は7割を目標にサラッと読む
  • しっかりと理解したい部分は3重翻訳をする
  • 謎訳があるときには中国語本文から単語を拾う

まず、魔翻訳で大切なのが「完璧を目指さないこと」。

翻訳ツールを使った翻訳はあくまでも機械翻訳なので、すべてを理解することは難しいです。完璧に理解しようとせず、理解度7割を目標にサラッと読むことをおすすめします。

軽く読むほうが内容を理解しようとするよりもスラスラ読めるし、大事な部分は物語の後半にも出てくるので大丈夫です。

反対に、花怜のやりとりやなんだかエモそうな雰囲気のシーンは、複数翻訳をしてしっかりと訳しましょう!

iPhone翻訳とDeepLでそれぞれ翻訳

Google翻訳で単語を翻訳

自分が一番と尊いと思える文章で解釈

ぴよ

尊さを理解したいがためにしっかり読み込んだら1章読むのに30分くらいかかる・・・

魔翻訳はあくまでも自己満足なので、自分が一番尊いと思える文章で解釈できればいいのではないでしょうか。答え合わせは日本語訳が出版されたときにすればいいのです!

そして魔翻訳をしているなかで、私たちを悩ませるのが単語訳。

たとえば「谷子」というキャラは「穀物」と訳されて、「青鬼が穀物を持って逃げた!」という訳に。
青鬼が食べ物を持って逃げたかのように思えるけれど、実際には「青鬼が谷子を抱えて逃げた!」が正解。

話の流れに少し違和感を覚えたときには、「天官賜福用語集 Wiki*」で単語を調べてみてください。

この方法で読み進めていけば、2週間〜1ヶ月ほどで252章、全章読了できると思います。

中国語の小説も読みたいという気持ちさえあれば読める!

中国語を日本語に訳す手順は以下の3ステップ。

  1. カメラ撮影またはスクリーンショットで本文をスマホに取り込む
  2. 文字読み取りアプリで文字を読み取る
  3. 翻訳する

翻訳のクセや特徴はアプリによってさまざまです。何種類かアプリを取ってみて、自分好みの訳をしてくれるものを探してみてください!

私も初めは「中国語だけど大丈夫かな」と思っていたけれど、読み進めるうちにしっかりと物語の中に入り込むことができました。

花怜の尊さに悶絶したり、シリアスなシーンでは情緒不安定になったり、そしてラストシーンでは号泣したり。感情の起伏が忙しい2週間でしたが、252章を通して本物の愛や信仰のなんたるかを知りました。

ぴよ

Twitter民が「花城を信じろ!」と言っている意味も理解。花城を信じてよかった・・・

アニメ内で散りばめられていた伏線の回収、表情の理由などもすべて理解することができたので、新たな気持ちでアニメをもう一周しようと思います。


 

紙小説の天官賜福は書店にも並んでいます!アニメの続きが気になっているのなら、ぜひ翻訳にチャレンジしてみてください!

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